AI活用事例 / 物流(創業60年)

手書きの発注書を、AIが読む。
人は“承認”だけ。

取引先から届く手書きFAXの発注書を、一件ずつ手で入力していた老舗の物流会社。AIが読み取り、マスタと突合し、人は画面で確認して“承認”するだけに。事務3人の残業が、ゼロになりました。

業種 物流業
規模 創業60年・老舗
使うもの Claude Vision+Webシステム
着手 まず最小ループを数日
SCENE

こんな場面、ありませんか

創業60年の物流会社。取引先から届く発注書は、今も手書きのFAXです。事務の3人は、にじんだ文字を目で追い、システムに一件ずつ手で打ち込む。「7」か「1」か。この取引先、正式名称はどちらだったか。

繁忙期は、残業でしのぐ。長い付き合いの相手に「FAXをやめてください」とは、なかなか言えません。

CHALLENGE

なぜ、これが難しいのか

従来のOCR(文字読み取り)は、手書きや帳票のクセに弱く、誤読がそのまま手戻りを生みます。チェックに時間がかかるなら、結局“最初から手で打ったほうが早い”。

さらにやっかいなのが表記揺れ。商品名や取引先名の「1文字違い」「旧字」「略称」が、後工程の在庫や請求をじわじわ狂わせていきます。

SOLUTION

AIで、こう解きました

1. AIが読む。Claude Vision の画像認識で、手書きでも従来とは比べものにならない精度で読み取ります。

2. マスタと突合する。商品マスタ・取引先マスタをデータベースで持ち、突合して「1文字違い」の表記揺れを自動で吸収します。

3. 人は“承認”に回る。AIは100%ではありません。だから人は確認役へ。チャット画面ではなく、Webの承認画面に組み込みます。左にスキャン画像、中央に読み取り結果、右に「突合率」と「ここは自信が低い、要確認」の指摘と修正欄。「承認」を押せば確定です。

SCREEN IMAGE

人は、ここで“確認するだけ”。

order-approval / NUXIL
手書き発注書の取り込み・承認画面のイメージ。左にスキャン画像、中央にAIの読み取り結果、右に突合率と要確認ポイント・承認ボタン

※ 画面はイメージです(ダミーデータ)。実際は御社の帳票・マスタに合わせて設計します。

HOW IT WORKS

紙が来てから、確定するまで

STEP 1

AIが読む

手書きFAXをClaude Visionが高精度で読み取る。

STEP 2

マスタと突合

商品・取引先マスタと照合し、表記揺れを自動補正。

STEP 3

人が承認

Web画面で要確認だけチェックし、承認ボタンで確定。

STEP 4

CSVで連携

承認データを受発注システム用CSVに自動エクスポート。

NEXT STEP

そして、出口まで

PHASE 1

読み取り → 承認

まずは最小ループを数日で。実際の発注書で「これなら使える」を体験してから進めます。

PHASE 2

蓄積して、連携する

承認したデータはデータベースに蓄積し、受発注システム用のCSVに自動エクスポート。手打ちの工程がまるごと消え、過去データの検索・分析もできるようになります。

RESULT
残業 ゼロ
事務3人。手入力に追われる時間が消えた
FAXそのまま
取引先の慣れは変えず、社内の手間だけを消す
手打ち 承認のみ
人の役割は「入力」から「確認」へ
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