NUXILのキャッチコピーは「ホームページの先まで、つくる」です。
抽象的な言葉ですが、これは現場で具体的な意味を持っています。今日は、私たちが実際にどこからどこまでをご一緒しているのか、ArcAidの事例を交えて書きます。
「ホームページ制作で終わる仕事」と「業務まで作る仕事」の違い
ホームページ制作の業界には、大きく2つの仕事のあり方があります。
A: ホームページ制作で完結する仕事
- お客様の事業案内サイトを作る
- デザインを整える
- 公開してプロジェクト終了
- 以降は更新作業のみ
B: ホームページが入口で、その奥まで作る仕事
- お客様の事業の流れ全体を理解する
- ホームページから、見込み顧客の流入を作る
- そのデータを、社内の顧客管理に繋ぐ
- 業務オペレーションまで整える
業界の多くはAです。安価で、納期も早く、ちゃんと役割を果たします。
NUXILがやっているのは、Bです。私たちは、ホームページを「ゴール」ではなく、「業務全体の入口」と捉えています。
ArcAidの事例:Web起点で、業務を広げた話
NUXILの代表的な事例として、ArcAid(テスラ専用保険)があります。
ArcAidさんは事業開始当初、「テスラオーナー向けの保険サービスを始める」というところからスタートしました。普通のホームページ制作会社であれば、サービス案内サイトを作って終わりです。
私たちはそうしませんでした。お客様の事業の本質を見て、こう考えました。
保険サービスの本質は、契約後の顧客との関係性にある。だったら、ホームページの「先」までを最初から設計したほうがいい。
そこで実際にやったのは:
- ホームページ + 問い合わせフォーム:見込み顧客のデータが入る入口
- Laravelで顧客DB構築:契約情報を一元管理
- 契約フローの仕組み化:書類のやり取り、確認、契約締結までをスムーズに
- ArcAid Guild:契約完了ユーザー限定のオンラインコミュニティ
最初から「Web + 業務システム + コミュニティ」をひとつの絵で考えた。だから、後から個別に足していくよりずっと滑らかに広がっていきました。
「先まで作る」は、初期投資を増やすことではない
ここで誤解されがちなのですが、「ホームページの先まで作る」とは、最初から全部に大金を投じるという意味ではありません。
実際の進め方は、こうです。
- 入口(ホームページ)を整える → ここはまず必要
- 次に効きそうな1つだけ作る → 業務システムの一部、顧客管理の一部
- 使ってみて、効くと分かったら次へ広げる
- 次の段階を、また小さく試す
全部を最初に決め切らない。けれども、「先まで設計図の中にある」状態を保ちながら、段階的に作っていく。これが私たちの基本姿勢です。
なぜホームページ会社が「業務」まで踏み込めるのか
「Web制作会社が業務システムまで作れるの?」。よく聞かれる質問です。
答えは、できる会社と、できない会社があります。
NUXILができる理由は、創業者の山上自身が長年、業務システムの実装現場で仕事をしてきたから。Laravelをはじめとするバックエンド開発、データベース設計、認証・権限管理、API連携。これらを実装してきた人間がチームにいることが大前提です。
最近はAIで「コードが書ける人」のハードルが下がりました。けれども、業務の流れを読み、システムとして組み立てるという設計力は、依然として経験から来るものです。
ホームページ制作会社の中には、「業務システムは外注します」という形を取るところもあります。これも一つのやり方です。NUXILは、それを内製でやれるという違いだけです。
このやり方が向いているお客様
「ホームページの先まで、つくる」が刺さるのは、こういう状況のお客様です。
- 事業立ち上げ期:ホームページ + 業務の仕組みを一気に整えたい
- 既存事業の拡大期:ホームページ起点で新しい収益モデルを足したい
- 既にホームページはある:でも、そこから先の業務まで作りたい
- 属人化した業務がある:Webと繋いで全体最適したい
逆に「とりあえずホームページだけ綺麗にしたい」「会社案内が古いから更新したい」というケースでは、私たちはお安くお請けしません。これは餅は餅屋。Web制作専門の会社のほうが、コストパフォーマンスは良いです。
結論:ホームページは、業務の入口です
繰り返しになりますが、NUXILの基本姿勢は
ホームページは、業務全体の「入口」である
という見方です。入口だけきれいに作っても、奥の業務が散らかったままでは、お客様の事業は前に進みません。逆に、入口と奥をひとつの絵で設計できれば、Web起点で事業全体が動き出します。
「ホームページを作り直したいけれど、その先まで考えたい」と感じていらっしゃるなら、まずは雑談ベースで構いません。お客様の事業の流れを一緒に整理するところから、ご一緒できます。