毎月、18枚の返済予定表をめくって電卓で足していた経理の作業。紙の一覧を見ながら書き写していた車検の予定。どちらも、AIが読み取って画面に並べる形に変えました。
自動車整備と販売の会社。経理の担当の方は毎月、銀行ごとの返済予定表18枚をめくり、今月の行を探して元金と利息を拾い、電卓で足してExcelに入れていました。
現場には、車検を迎えるお客様の一覧が紙で届きます。それを見ながら予定を書き写す。どちらも、慣れた人にしかできない作業です。
返済予定表は銀行ごとに形式が違います。数字が「それらしく」読めてしまうと、間違いに後から気づけません。お金の数字なので、読めたかどうかより、怪しいところが分かることが大事です。
車検の一覧は、スマホで撮ると横長の紙が90度回った写真になります。実際に試すと、そのままでは8件中5件しか読めず、お客様の名前も読み違えました。
1. AIが表を読む。返済予定表のPDFから、日付ごとの元金・利息・残高をAIが読み取ります。取り込んだ借入の返済は、今月の支払いの画面に自動で並びます。電卓は要りません。
2. 怪しいところを先に知らせる。読めなかった行や合計が合わない行は赤、読み取りにくい行は黄で、確認画面のいちばん上に出します。理由と、撮り直しのコツも添えます。
3. 向きを正してから読む。写真を4方向に回した縮小版をAIに見せて、正しい向きを選ばせてから本読みします。これで車検の一覧は8件すべて正しく読めるようになりました。
※ 画面はイメージです(ダミーデータ)。実際は御社の業務に合わせて設計します。
返済予定表のPDFや、車検一覧の写真を取り込む。
向きを正してから、表の数字や名前を読み取る。
警告の出た行だけ、原本と見比べて直す。
今月の支払いや車検の予定に、そのまま入る。
まず返済予定表の取り込みと、今月の支払いの一覧から。請求書の取り込みも同じ仕組みで動いています。
経理で使えると分かってから、現場の車検の予定へ。紙の一覧を撮るだけで予定がまとめて入る仕組みを用意し、現場へ広げているところです。撮った写真は、予定に入れたら消します。